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◇秀吉物語-41◇
しばらくベッドで休ませられて
処置室を出た時には入った時から2時間以上たっていた。
上手く歩けないほど痛くて腰をさすりながら
機嫌の悪かった俺を見つけてみかこが走って来た。
あまりの遅さに何かあったのか、
神隠しにでもあったのかと心配していたらしい。
そしてタクシーに乗ってそんな日でも会社に行った。
このころの体の変化は
胸の筋肉痛に加えて息苦しい日が続いていた。
ガキのころから喘息持ちで
大人になってからは大きな発作はなかったけど
いつも吸入器を持ち歩いていた。
環境が変わったり、ホコリっぽかったりすると
たまに器官が苦しくなる時があったから、
軽い喘息かと思って喘息の薬をつかっていた。
そして夜中に背中の辺りに激痛が走った。
寝ているみこかを起こすのは悪いと思ったが、
激痛に耐えられずなんどもなんども背中をさすってもらった。
痛みにもだえてさするくらいじゃ収まるわけなかったが、
少し楽になったような気がした。
そのころの数日間はそんな繰り返しで
熟睡なんて出来なくて二人して寝不足だったな。
コメント
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それだけ進行してたってことなんかな。
つらそうやなあ。
横で見てるお嫁ちゃんも辛かったやろなあ。
思い出に変わってよかった♪
今朝も寒いで〜♪
暖かくして今日も1日おきばりやす〜o(*⌒O⌒)b