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◇秀吉物語-26◇
ささっと聴診器を胸に当て、
目をつぶって俺の腫れた首を触診する事
10秒ほどでそのTHE名医が発した言葉は、
「これはリンパ腫関連だね」
えー!
検査の結果を待たずしてほぼ断定。
確かに他の先生にも触診されたけど、
手つきもオーラも全然違った。
経験が半端じゃないんだろう。
この先生になら任せてついて行こう、と思った。
ただ、俺は悪性リンパ腫がなんなのかよくわからなかったし、
聞いた事もあるようなないような感じだったが、
何の病気なのか分かったからすぐ治るだろうって思っていた。
帰り道にみかこに
「たぶんリンパ腫だってー」
って軽い気持でメールしたら、
みかこから
「え…悪性リンパ腫ってこと…?」
っていつものテンションとは違うメールが返って来た。
俺が
「なにそれー?悪性とかあるのー?」
って返したら少し時間があいて、
「なんでもないよー!大丈夫だよー!」
と、いつものテンションの返事が来たが、
みかこは「リンパ腫」が血液のがんという事を知っていたのだ。
コメント
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やっぱりその人が出すオーラってあるもんね♪
でもお嫁ちゃん、驚いたやろなあ…。
なんか想像したら泣きそうやわ(T ^ T)
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