記事の詳細
◇秀吉物語-23◇
俺の腫れているリンパの位置は
耳鼻咽喉科の範囲らしく、耳鼻咽喉科に行った。
紹介状を持っていればVIP待遇で
すぐに診察してもらえるのかと思いきや、普通に待たされた。
あちらでお待ち下さいと言われた待合室の椅子に座って、
肌色というか、サーモンピンクが日差しで焼けたような色のベンチが
たくさん並んでいるのをボーッと眺めていた。
すると聞き覚えのある声がしていた。
俺の前のベンチに座っているスタイルのいい美人だ。
目深に帽子をかぶりマスクをしていたが
横を向いた時にチラッと見えた顔は
まさしく俺より2歳くらい年上の有名な女優だった。
そんなに興味はなかったが、
生でみるとやっぱり凄い美人だし、
芸能人がいるなんてさすがだな。
と思っていたら、診察室の方から俺の名前が呼ばれた。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
ひでちゃんの文章は美しいビジュアルが頭に浮かぶなあ♪
その女優さんもご病気なんかな。
ちゃん付けの 彼女ですなぁ
クリック!